乳がんの定期検査に行ってきました。
がんの診断から、早いもので3年が過ぎました。
3年前、2015年秋に乳がんであることがわかりました。
腫瘍の大きさは約2.5センチ。
他にも小さな腫瘍が2つ。
治療法についてとても悩みましたが、最終的には西洋医学的な治療ではなく代替療法でがんと向き合うことを決めました。
それから3年。
その間、腫瘍の変化をフォローするために、3か月ごとの検査を続けてきましたが、今日はそのフォロー検査の12回目でした。
今回は、通常の超音波検査に加え、腫瘍マーカーのチェックと、がんの転移も視野に入れたCT検査を受けました。
結果的にCT検査では転移は認められず、腫瘍マーカーも基準値よりも低い正常値でした。
※CEA/2.4、CA15-3/5.8
超音波検査の結果も前回よりも縮小し、最大時は25㎜あった腫瘍が、今回の結果では「3.8×3.2×3.8㎜」でした。
(レポート作成時に四捨五入されて「4×3×4㎜」と報告されますが……)
ようやくここまで来た……、というのが率直な感想です。
この3年間、がんという自分の細胞と調和的に共存できたことを本当にありがたく思っています。
一時期はこの大きすぎるチャレンジに、「神様、私はこんな大きな課題と向き合えるような人間ではありません。課題を与える相手を間違ってはいませんか?」と心から思っていました。
しかしこのチャレンジも、いまでは大きな財産となりつつあります。
私にとってこの経験は、がんの常識に反した奇跡を見るためのものではなく、病気という体験を通して自分の内面と深く向き合うためのひとつの手段だったのでしょう。
また、こうしてがんと向き合ってこられたのも、私の無謀とも思えるような決意を見守ってくれた友人知人や周囲の環境、巡り合わせなくしてはあり得なかったと、心から感謝しています。
私のチャレンジは登山に例えれば八合目あたりでしょうか。
今後も今まで通りに自分と向き合いながら、一歩ずつ歩みを進めたいと思います。
次回の検査は来年2月の予定です。
※これまでの取り組みと経緯はブログ「乳がんの私的記録」で綴っています