東京も緊急事態宣言が解除されましたね。
コロナによる自粛生活でここ2~3カ月、
断捨離をしたり、読書を楽しんだり、
普段したくてもできなかったことに
チャレンジしたりと、私の周りでも
これまでとは違った時間を
過ごす人が多かったようです。
私もようやく断捨離を決行しました。
あまりにも長い間見て見ぬ振りしてきたので
第二弾も行わなくてはいけない状態ですが(笑
不便なことも多い自粛生活ですが、
この期間で個々の感覚がかなりリセット
されたのではないでしょうか。
私はサラリーマン時代に病気による休職で、
社会から少し距離を置いて、今回のような
自粛生活的時間を過ごしたことがあるのですが、
休み明けに仕事に戻ったときに、
それまではあたりまえだと思っていたことを
疑問に思ったり、違和感を感じる自分に
驚いたことを覚えています。
つまり長い休養期間で、それまで自分の
ものだと思い込んでいた感覚から、
本来の目盛にリセットされていたのです。
もちろん善悪や正誤などの社会規範を
無視して良いという訳ではありませんが、
忙しい社会生活に流されてしまうと
ものごとの基準が自分の感覚ではなく
社会的、つまり外側の価値基準に
なってしまい、何かを選択するときに
心からの選択ができなかったり、
道に迷うようになるのではないかと感じます。
今回の自粛で自分と向き合う時間が増え、
自分の選択や方向性は本当に望むものなのか
社会的価値基準に影響されていないだろうかと
自問自答していました。
自分の感覚をリセットする時間を意識的に
持つ大切さをいま改めて感じています。