※2015年から代替療法で乳がんと向き合ってきた私個人の記録です。
7)催眠療法
イーハトーヴクリニックを受診した際、どんな取り組みをしているのかを聞かれました。
私はボディートーク、波動療法、食事療法をメインにしていることを伝えると、先生もボディートークや波動療法には理解を示していました。
そして、一度催眠療法を受けてみてはどうかと勧められました。
催眠療法は以前一度体験したことがありました。
潜在意識にアプローチする点ではボディートークととても共通するセラピーです。
私はその場で予約をお願いして、年明けの2016年1月上旬に再度クリニックを訪れて催眠療法を受けました。
この時は、がんの後ろに隠れているもの、がんが伝えているメッセージを受け取ることなどを中心に、セラピーを受けることにしました。
セラピストの誘導で催眠に入って「胸にあるもの」と向き合いました。
乳がんの腫瘍とおぼしきものは、白く丸いもので、更に近寄ると、それは幼い頃の自分でした。恐れで身を固くし、何を尋ねても首を横に振るだけでした。
「どうしてほしい?」と尋ねると、「解放してほしい」という答えが返ってきました。
その後、母親との関わりがフォーカスされ、物心ついた時からの母との葛藤がここでも表れました。
成人しても親との葛藤を抱え続ける事は大人げないのではないかという常識にとらわれて、この問題はもう解決したと思うようにしていたのですが、潜在意識の中では未解決なことは、ボディートークセッションでも何度も出てきましたし、感覚的にもわかっていました。
催眠療法は(私の理解ですが)、潜在意識にしまい込まれた問題の根っこにアプローチし、体の症状とこころの問題との因果関係を紐解くことにより、結果的に肉体の症状の改善が促されるもので、数々の奇跡のような症例は萩原先生の著書でも紹介されています。
(中略)病気の根本原因である精神的な因子を明らかにする……
そこでの体験(催眠療法)から得られた学びや気づきが、現在の問題の解決や目的の達成につながったりする可能性があるのです。(イーハトーヴクリニックHPより)
がんとの対話は、今まで受けてきたボディートークセッションと大変通じるものがあり、とても興味深いものでした。
共通して言えることは、「がんは恐ろしいものだから攻撃して叩く」という現代医療の考え方では根本的な解決が望めないということです。
催眠療法を受けて、やはりがんの治癒には(たとえ西洋医学による治療を受けていても)、目に見えないもの、つまりこころや精神と向き合うことが大切であると確信しました。
【記:2017年5月1日】