四月。新たな門出を祝う日。
今年はだれも体験したことのない
状況となっています。
ひと月前は、いずれ感染も落ち着いて
東京オリンピックも予定通り開かれる
だろうと思っていました。
しかしいま東京は外出自粛要請や
日ごと増える感染者と
深刻化する状況のなか、
多くの人が不安に包まれています。
政府から行動の自粛要請という体験は
戦後生まれにとってはとても異例なことです。
多くの人が感染拡大への不安と
見えない相手への恐れに包まれて
過ごしていることでしょう。
一人ひとりの行動が
助けにも不調和にも繋がりうるいま。
不安や恐れを増幅させることなく
冷静さと思いやりのなかで
意識を個から全体へ、
自我(エゴ)からワンネスへ
シフトさせていく機会と捉えて、
この曲面と向き合っていきたいですね。