昨日つぶやいた通り、体験乗馬に行ってきました。
今日は埼玉方面の乗馬クラブへ。
車齢18年の ”リバ爺” こと日産リバティーで乗り付けた庶民の私は、駐車場の車が外車だらけでないことにちょっとホッとしながらクラブハウスへ。
まずはお茶をいただきながら、書類に必要事項を書き込みます。
一通り説明を受けて着替えを済ませ、ブーツやヘルメットなど、必要な道具をお借りして準備OK。
体験乗馬のため、今日はスタッフの方(たぶん20代の、とても感じのいい女性)が、付きっ切りでお世話をしてくれました。
そして本日教えていただく男性インストラクターの先生も、これまたお若い。
このお二人が、
「田仲さん、経験者なので……」的におっしゃるので間髪入れずに、
「いえいえっ、皆さんが生まれる前のことですから!!」と、事前情報を訂正(汗)
経験どころか、年齢分の体力低下と反射神経の衰え、そして日頃の運動不足も加わって、悲しいかな大昔の乗馬経験なんて、とうにリセットされています。
さて、本日乗らせてもらった馬は、普通よりも大きめの、おじいちゃんサラブレッド。
性格は穏やかでされるがまま男君的なところもあるそうですが、隣に繋がれている金髪の牝馬がお好き♡という微笑ましい情報まで(^^)
この馬は重めだけど反動は大きいと聞き、大丈夫かしら私? と、いよいよ緊張も高まっていきます。
(初回の体験者に割り当てるのだからきっと大丈夫、と自分に言い聞かす……)
今日は初心者班というグループレッスンにまぜていただきました。
人数は計3名で、私は前後を会員さんに挟んでいただき安心の初心者ポジションです。
いよいよ常歩でレッスンが始まると、私の馬の進みがよくないために早速鞭の指示が……
「ペシ……」
超久々でうまく入らず(できれば使いたくない意識も働き……)、二度、三度やり直すと、
「パチンッ!」
とようやくそれらしい音がしました。
すると、まるでアイドリングが終わったかのような、前に進む感じが伝わってきました。
(あー、なんか、こんな感じだったかも……?)
その後、常歩のまま立って座っての軽速歩練習に続き、速歩→軽速歩と、レッスンの進みの早さに、元々そんなに上手だったわけでない私はもう思考停止です。
昔どうやって乗ってたっけ? というより、私本当に乗ってたのだろうかと、内心苦笑い、顔は引きつりながら、必死に反動にあわせて、イッチニ、イッチニ、と軽速歩(風)を頑張りました。
途中先生は、「もし出来たらサドルホルダー(※)から手を放してみましょう」とおっしゃるのですが、ムリ~!
サドルホルダーは既に命綱となっていました。
※鞍に取り付ける持ち手。バランスが不安定な初心者お助けアイテム
30分のレッスンは必死さも加わってか、あっという間に終了。
下馬の前に先生から各人に改善点などが告げられます。
騎乗中は頭で分かっていても、余裕がなくて意識できなかったりするので、総括してもらえるのはありがたいです。
ちなみに私へは、超ブランク&体験レッスンということもあり、暖かいねぎらいの言葉に続いて、
・目線が落ちる→姿勢が崩れるので、馬を見ずに前を見ましょう
・鞭は指示を待たずに自分で入れてみて、馬の反応で鞭の要不要の感覚をつかんでいきましょう
あとは、脚を使うことや、他にもあった気もするのですが、すでに忘却の彼方です。先生ゴメンナサイ。
それからレッスン中に、ガニ股にならないようにつま先を前に向けて膝を鞍につけるように注意されましたが、これは昔もよく指摘されたのを思い出しました。
乗り方は忘れても、良くない部分はやはりそのまま残っているものですね。
そんなこんなで汗だくになりながらも、先生の的確な指示とサドルホルダーと馬の気性のお蔭で、ン十年振りの乗馬はなんとか無事に終えることができました。
そして漏れなく、足の筋肉痛と、なるはずのない肩凝りのお土産もついてきましたとさ(^_^;)
あー、でもやっぱり乗馬って楽しい~(≧▽≦)
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