セッションルームにいらしたお客様が最初に目を留める所に、絵や置物などを置ける小さなスペースがあります。
以前その場所にはアロマテラピーのイメージに合わせて植物の絵を飾っていましたが、セッションルームの模様替えを考えていたので、まずは入り口のイメージチェンジから始めることにしました。
自分も好きなもので、お客様をお迎えするのにもふさわしいものは何かとあれこれ考え、自宅にいたお気に入りの象たちにセッションルームに引っ越しをしてもらうことにしました。
これから玄関でお客様をお迎えするのは2匹の象です。
大きい方の象は、アロマポットです。
この象をわが家に迎えたのはもう十年以上前ですが、象の表情や姿かたちが好みなだけでなく、上部の水と精油を入れる部分の、緑がかったブルーが大好きで、この色のものを見かけると思わず手に取るほどなので、これと出会った時は本当に嬉しくて小躍りしたのを覚えています。
本来の使い方は足元のプレートにキャンドルを置いて本体をかぶせますが、炎の明かりが透かしからゆらゆらと周囲を照らす様子が美しく、見ていてとても癒されます。
小さな象は今年わが家にやって来てくれました。
4月に穂高養生園を訪れたときに親しくなった方が訪ねてくださった時に、お土産にいただいたものです。
養生園での何気ない会話の中で、わたしが象が好きだと言ったことを覚えてくださっていたのです。
この象はインドに旅行に行ったときに買って帰ったものだそうですが、石がとてもやわらかく、持ち帰ったうちのいくつかは割れていたそうで、無事に日本に辿り着いた貴重なひとつを丁寧に緩衝材に包んでお持ちくださいました。
この小象、体の中にさらに小さな象がいるのです。
ちょうど目がこちらを向いていますが、全長4.5センチほどの、手のひらにすっぽり収まるミニサイズなので、セッションルームにいらした皆さまが中の小象を見つけたときの反応は、見ているこちらが嬉しくなります。
セッションルームの模様替えにはまだ時間がかかりそうですが、この夏から新たに大小2頭の象たちが、ウェルカムエレファントとして皆さまをお迎えしています。
お越しの際は是非目を留めてくださいね。
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