今回は同宿の方とこの原生林へ。
目的は「水汲み」です。
養生園を訪れたのは4月半ば。
冬の間、山に降り積もった雪が春になって解け出る雪解け水は、一年の中でも一番美味しいと聞き、早速飲みに出かけました。
山もかなり上まで来ると足場も不安定になり、次回は軽登山靴を持ってこようと思いました。
滑らぬように、足元の岩や木に気を付けながらゆっくり進みます。
有明山神社の奥宮の入り口まで来ると急に道も歩きづらくなり、というか道らしい道が見当たらなくなると原生林に到着の様です。
途中休み休み、里の家から40~50分程(?)かかったでしょうか。
ようやくきれいな水が汲めるポイントに到着しました。
水汲み用の容器など持ち合わせていませんから、まずは手持ちのマグで雪解け水をいただきました。
まろやかでやわらかく、どこにも引っかからずにすっと喉の奥に入っていきます。
からだ中に沁み込むようで本当に美味しく、まさに自然の恵みだと実感しました。
十分いただいてから手持ちのペットボトルに入れて、宿に戻りました。
今回、この写真の道具とコーヒー豆を持参していたので、マグでお湯を沸かし、ペーパーフィルターをセットし、早速コーヒーを淹れました。
思いがけず美味しい水をくむことができたので、荷物に入れようか迷った道具一式ですが、持って来てよかったです。
マグカップ1杯分しか取れませんでしたが、養生園でご一緒している女性たちと分けて飲みました。
水がいいのでコーヒーもとてもまろやかで美味しく、皆さん一口ずつ味わいながら喜んで飲んでくれました。
雪解け水の美味しさをシェア出来て、わたしにとっても楽しい思い出となりました。
安曇野の自然に感謝。
ー穂高養生園(5)へつづくー (たぶん最終回)
コメントをお書きください