穂高養生園(2)

初日の夕食のメインディッシュ「新じゃがのコロッケと野菜のグリル」
初日の夕食のメインディッシュ「新じゃがのコロッケと野菜のグリル」

 

 

5月に入りましたね。

 

今日は一日オフだったので、数日分の副菜を作って冷蔵庫へ。

最近のお気に入り、「きくらげの炒め物」と「おからの豆乳マヨネーズあえ」もストックしました。

どちらも養生園で教えてもらったレシピです。

 

では前回に引き続き、今回は養生園の魅力のひとつであるお食事の話を。

 

 

 

春の山菜の天ぷらと玄米の巻きずし、きくらげの炒め物
春の山菜の天ぷらと玄米の巻きずし、きくらげの炒め物

養生園の食事はマクロビオティックをベースにした玄米菜食です。

一汁三菜に香のものが添えられた食事には、菜園や地元農家の新鮮で安全な野菜やがふんだんに使われています

 

また、卵や乳製品が使われていないので、普段は動物性食品を摂らないわたしにもありがたい、ヴィーガン対応の献立です。

 

ヴィーガンメニューは物足りないイメージがあるかもしれませんが、工夫をこらし丁寧に支度された養生園のお食事は、満足感いっぱいでした。

 

 

 

どのお料理も箸をつけるのがもったいないくらいに綺麗で、そして本当に美味しかったです。

 

ホールからはガラス越しにキッチンが見えるのですが、調理担当のスタッフの皆さんが食事の準備や盛り付けをしている様子はとても丁寧で心がこもっていて、お食事を通して元気をいただける理由がよくわかります。

 

食べ物が体を作ると言われますが、それは栄養学的なことだけではないことを、養生園のお食事をいただいてしみじみ感じました。

 

 

 

 

 

夕食には美味しいデザートも用意されています。

 

添えられているハーブは養生園のハーブガーデンで育てられたものです。

そのまま食べられるのですが、スタッフの方のお勧めで、食後にお湯を注いでハーブ湯にして香りを楽しんでみました。

飲むとふわっと優しい香りが広がります。

 

五感をフルに使っていただくお食事は、体の隅々までエネルギーが行きわたるようです。

昨今、出来合いのものを使って手早く済ますことも出来るようになった日々の食事ですが、体と心を養う食の大切さを再発見した養生園のお食事でした。

 

 

ー穂高養生園(3)へつづくー