埼玉県秩父市にある三峯神社へ一泊二日でお参りに行ってきました。
西武秩父駅に到着した時は曇り空でしたが、バスで1時間15分程山を登って神社にたどり着いた時には雨が降っていて、辺りは濃い霧に包まれていました。
三峯神社の霧は神様のお姿と言われ、初日から雨ながら良いお天気に恵まれました。
この神社はオオカミ信仰と伝えられていますが、霧はまた、オオカミ様(大神様)が現れる印とも言われているそうです。
晴れ女のわたしはピーカン晴れを心配していましたが、霧の出現に思わずホッとしました(笑)
ちょっと変わった形のこの鳥居。
三峯神社の鳥居は三ツ鳥居という、国内でも数えるほどしかない珍しい造りです。
そして手前は狛犬ではなく、阿吽のオオカミがお守りしています。
一礼してこの三ツ鳥居をくぐり、神秘的な霧の参道をゆっくりと進みます。
空気がとても清らかでエネルギーに満ちていて、体の隅々まで神聖な気が行きわたるようです。
右の写真の赤い目を持つ龍は、2012年の辰年に本殿の石畳に突如現れたのだそうです。
生き生きとした姿はまるで生きているようです。
縁起がいい龍神様として、携帯の待ち受けにすると運気がアップするという話もあるようです。
境内には2本のご神木があります。
3度深呼吸をしてから触れると「氣」をいただけるそうで、人の手の届くところは樹皮がむけており、多くの人が訪れていることがうかがえます。
午後から降り始めた雨も夕方には雪に変わりました。
この日は神社の敷地内にある宿泊施設「興雲閣」に一泊し、宿の温泉「神の湯」にゆっくりとつかり、一緒に行った高校時代からの友人と夜遅くまで秩父の地ワインを飲みながら楽しい時間を過ごしました。
関東のパワースポットとして人気の三峯神社ですが、本当にエネルギーに満ちた、とても素晴らしい所でした。
是非またお参りしたいです。
【番外編】
帰りに西武秩父駅から5分程のところにある「ちちぶ銘仙館」を訪れました。
ここは昭和初期の建物が残っていて、国の文化財に登録されているのこぎり屋根の工場棟では織物に関する様々な展示物を見ることができます。
秩父銘仙は経糸を先染めしてから織るので、見る角度により色が変わって見える玉虫色となるのだそうです。
とても美しく魅力的で、時々着物を着ることもあり、とても興味深いスポットでした。
館内では織りや染めなど、さまざまな体験ができます。
わたしたちは手織り体験をしました。
手織りは初めてでしたが、ちょっとはまりそうなほど面白かったです(笑)
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