今夜のドルチェごはんは、秋色仕立てのビフテキです♪
レンコン、人参、しめじ、そしてリンゴのソテーを添えました。
ビフテキという言葉はもう馴染みがない方の方が多いかもしれませんね。
明治生まれの祖父はビフテキが好物で、よく「ビフテキが食べたいなあ」と言っていたものです。
この昭和の香りがする「ビフテキ」という料理名。
ビーフステーキを短縮した言葉だと思い込んでいましたが、実はフランス語でステーキを意味するbifteck(ビフテック)に由来するという説を、今夜のごはん作りをきっかけに知りました。
これはちょっと目からウロコでした。
辻静雄氏も、著書「フランス料理の手帖」の中でビフテキという言葉を使っていますが、初版が1973年ですから時代なのだとばかり思っていました。
この本を買ったのはまだ栄養科の学生だった頃で、世界の食に興味のあったわたしにとってはフランス料理や西洋の食文化に触れることができる、とても魅力的な一冊でした。
久しぶりに手にしたのも何かのタイミングなのでしょう。
食が楽しい季節になりましたし、ワイン片手にン十年ぶりに読み直してみようと思います。
さて、今夜のドルチェ。
レアに仕上げたビフテキに、いつも以上の食べっぷりを発揮してくれました。
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