東京は日中、ものすごい集中豪雨がありました。
雨上がりの夕方、地面が冷えていることを期待してアスファルトに触れてみましたが、残念ながらまだ熱を持っていました。
久しぶりに夕方のお散歩に出られるかと思ったのですが、残念ながら期待外れ。
恐るべし、東京の夏です。
こちらは今夜のドルチェごはんです。
薬膳の考えを取り入れて作っています。
ドルチェは小さなころから目に症状が出やすいので日々のメンテナンスは欠かさないようにしていますが、昨日から目やにが気になり、目のトラブル改善をサポートするような食材を選んでいます。(※)
メインはチキンソテーです。
黒いのは黒ゴマのリゾットで、黄色いのはお酢を使ったターメリックソースです。
人も動物も年齢とともに腎が弱くなりやすいのですが、黒ゴマは腎をサポートしてくれる食材です。
そしてターメリックとお酢は肝をサポートします。
目は肝と関係があるので、肝に良い食材を選んでいますが、実はわが家のわんこごはんにたびたびこのターメリックを使ったカレーが登場するのは、目をサポートする目的があるからです。
黒ゴマとターメリック、お酢以外の食材も五臓六腑と関係がありますが、使う食材をすべて意識するのは大変ですから、簡単に添えられるゴマなどの種子や木の実、海藻などがどの臓腑に属するかを覚えておくと、ドライフードにトッピングすることで気軽に薬膳を取り入れることができます。
「そんなことで効果があるの?」
そんな感想を抱かれるかもしれませんね。
たしかに食材は薬のような即効性はありませんが、体調不良も日々の食生活の小さな乱れや、望ましくない生活習慣が長い間蓄積して病気という形になって表れるので、体のために毎日少しずつ取り入れる食材も、長く続けることで健康のサポートになります。
ドライフードはとても便利なものですが、使われている食材の種類は限られているため、数値的な栄養価は足りていてもペットが口にする食材はちょっと偏ってしまします。
しかし毎日手作りごはんというのはやはり簡単なことではないので、ドライフードを使いつつ、薬膳的な視点でその子に補ってあげたい食材をトッピングしてあげるといいですね。
※症状が気になったら病院を受診しましょう。診断がでたら治癒のサポートとして、また再発予防として、薬膳を含む家庭でできるケアをすることをお勧めします。
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