長いことワインの勉強や、ワインセレクトに関わっていたこともあり、美味しい食べ物を目の前にすると、ついワインと合わせることを考えてしまいます。
ワインはウイスキーやその他のスピリッツとは異なり、食中酒としてお料理をいただきながら飲むのがとても向いている飲み物ですが、フランスではお料理とそれにあったワインを合わせることを「料理とワインのマリアージュ(結婚)」と表現します。
ひと昔前でしたら「魚には白、肉には赤」などとひとくくりにされがちでしたが、最近は雑誌などでも様々なマリアージュが紹介されていますし、固定概念にとらわれないマリアージュを見つけられると、ワインもさらに楽しくなります。
先日いただいたお菓子の詰め合わせの中に、写真のサブレが入っていました。
フロマージュ・オニオンという文字を目にして、迷わずワインと合わせることにしました。
以前タマネギのタルト作りに凝っていた時期があり、赤ワイン、白ワイン、黒ビールなど、様々な飲み物との組み合わせを楽しんだものですが、今回いただいたチーズとオニオンが香ばしいこのサブレには適度に冷やしたアルザスリースリングを合わせてみました。
このサブレはローヌや南仏の白ワイン、軽めの赤ワインにも合いそうなお味でした。
実はちょっと前にいただいていて、そしてすぐにお腹に納まったのですが、アップがすっかり遅くなってしまいました。
美味しくいただきました。
ご馳走さまでした。
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