アニマルボディートーク


昨日のボディートークのお客様はとってもイケメンのチワワくん。

キャリーバッグに入ってお母さんとアニマルボディートークのモニターさんに来てくれました。

 

セッションを進める中で、わんちゃんの飼い主さんに対する深い愛情に一飼い主であるわたしも胸が熱くなったので、飼い主さんの承諾のもと、セッションの一部をご紹介させていただくことにしました。

 

 

 

このチワワくんのセッションで明らかになったのは、仕事に対する恐れを持っているということでした。

そのことを詳しく知るヒントとなるキーワードは、「自分の仕事」だけでした。

 

 

犬の仕事。

 

 

ヨーロッパでは狩猟や牧羊に携わる犬も多いですが、日本では仕事をする犬といえば警察犬や盲導犬、災害救助犬等、またはセラピードッグなどと呼ばれる犬たちを思い浮かべることが多いと思います。

 

でもこのチワワくんは家庭犬。

一般家庭で暮らす普通のわんちゃんの仕事って???

 


健康でいること?
ごはんを好き嫌いなく食べること?

他のわんちゃんと仲良くすること?

家族を守ること?
家を守ること?

芸をすること?

飼い主さんを癒すこと?
飼い主さんに愛されること?

   ・

   ・

   ・

 

「はい、いいえ」の答えだけを頼りにたずねていくと、「家族がうまくいくという仕事」という答えが返ってきました。

 

つまりこのチワワくんは、「家族がうまくいくこと」が自分の仕事だと考えていて、その仕事がちゃんとできなくなることを恐れていたのです。

その恐れは、「へそ」という項目からリンク(※)していました。

へそは生理学的な機能の他に、家族や先祖、周囲とのつながりの意味合いも持っています。

その項目が、「家族がうまくいく」ということとリンクするのは大いに考えられることです。

  ※リンクとは、ボディートークでバランスをとる際に出てくるものです。
  ※セッションでは、その恐れと、手放してもいい負の感情を解放できるようにバランスをとりました。


 

このチワワくんは現在、飼い主さんご夫妻と弟犬と一緒に暮らしているので、この家庭が円満であることを望んでいるのかと思ったのですが、セッション後、実はそれだけではないことが飼い主さんのお話でわかりました。

 

このチワワくんを迎えた当時、飼い主さんはお母様とお二人暮らしだったそうです。

お母様とはいろいろなご事情があったそうですが、犬を飼うことで母娘二人家族の関係がうまくいってくれたら……と思い、当時パピーだったこのチワワくんを迎え入れたのだそうです。

 

その数年後、お母様は病気で他界され、飼い主さんは後にご結婚されて今のご家族構成になったのですが、このチワワくんはいちばん最初にお家に迎え入れられた時の飼い主さんの思いを受け止めて、ずっと変わらずにその思いを貫いてきていたのです。

 

今年10歳になる小さな体の中に、こんなにも深い愛情を変わることなく抱き続けてきたのですね。

このチワワくんがとても愛おしく思えました。

 

そして、多くの子たちが同じように飼い主さんを思っているのだろうと、このセッションを通して思いました。

 

 

 

 

 

 

※アニマルボディートークのセッションは秋以降の予定です。

現在はキャンペーンとして、人間のセッションを受けられた方に無料でセッションしています。

 

 

 

 

※アニマルボディートークはアニマルコミュニケーションとは異なりますので、「うちの子が何て言っているの?」などのようなご質問にお答えするものではありません。

ボディートークセッションは人間も動物も基本的には同じように行います。

(赤ちゃんは保護者の方、動物は飼い主さんのお体を借りて行います)
セッションの詳細についてはこちらをご参照ください。