梅雨が明けたら、「暑気払いに一杯」なんて会話が聞こえてきそうですね。
タイトル通り、こちらは生ビールではなく「ビールゼリー」です。
世田谷にある人気パティスリーのもので、とても美しく涼しげに仕上げられていて、写真だけ見ると本当にジョッキに注がれた生ビールに見えますね。
こちら、見た目だけでなく味もビールです。
泡の部分はふんわりとした口当たりで、液体の部分は甘さ控えめのほろ苦い味わいです。
お酒好きなことをご存知で選んでくださったお気持ちがまた嬉しく、「どこのメーカーのビールを使っているのかしらね?」などと話しも膨らみます。
ワインゼリーは馴染みがありましたが、初めて見るビールゼリーは甘いものが苦手な人でも大丈夫そうな、見た目にも楽しい一品でした。
こちらのゼリーもとても美しくて、箱を開けたときの色合いはわくわく感を誘います。
箱もお洒落でもったいなくて捨てられません。
今日のブログタイトルはゼリーですが、このゼリーのパッケージには「ジュレ オ フリュイ」と。
各種2種類ずつフルーツが入っているのですが、果物についてもフランス語で説明が添えられていて、おしゃれ感が漂います。
本日いただいたのは「ペッシュ エ スリーズ」
白桃とサクランボです。
暑い季節には涼しげで、目も嬉しいのですが、ゼリーはスイーツの中ではカロリーが控えめなのもまた嬉しいです。
フルーツゼリーといえば、高校生の頃、吉祥寺のソニープラザの2階に入っていたお店のフルーツゼリーが大好きで、学校帰りに友達とよく食べに行ったものです。
そのフルーツゼリーはこんな感じでした。
アメリカから輸入された、お湯で溶かして固めるだけの色鮮やかなゼリーだったのですが、それが業務サイズの大きなボウルに仕込まれていて、注文が入ると店員さんが大きなスプーンでそれをザクッとすくってガラスのお皿に盛り付け、そこへシロップ漬けのミックスフルーツをひとすくいのせて、更にミルクとクリームの中間のようなものをサッとかけてサーブしてくれるという、一風変わったものでした。
ゼリーの色も香りももちろん天然由来ではありません。
それでも当時は、母親がゼリー型に流し入れて作ってくれるインスタントゼリーとは異なる、ちょっと外国の香りがする(と当時は思っていたのでしょうね)このフルーツゼリーがとてもお洒落に見えたものでした。
いまはお店もなくなり、以来そのフルーツゼリーを見かけることもなくなりましたが、素敵なゼリーをいただいて、忘れていた懐かしいことを思い出しました。
ごちそうさまでした。
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