とても可愛いボックスに入った、小さなクグロフの詰め合わせをいただきました。
大きさは4センチほどでしょうか。
本当に可愛らしいサイズですが、ちゃんとクグロフの形をしています。
クグロフはドイツ語圏に伝わる焼き菓子のようですね。
ドイツの他に、オーストリアやアルザスの名物でもあるようです。
クグロフと聞くと、きれいに絵付けされた陶器のクグロフ型を思い出される方もいらっしゃると思います。
わたしは陶器製の型は持っていませんが、焼き菓子がオーブンの中で焼きあがるまでの、なんとも幸せなあの時間が好きです。
以前ドルチェを連れてヨーロッパを旅した時はちょうどクリスマスを控えた頃だったので、町のいたるところでクリスマスの焼き菓子が売られていましたが、地域ごとに特色があり、街を移動するたびに異なる伝統菓子に出会えるのが楽しみでした。
そのどれもがドライフルーツやスパイスが使われていて、焼き菓子好きのわたしは選ぶのにひと苦労でした。
今日は涼しかったのでミニクグロフは濃く淹れたミルクティーと一緒にいただきました。
紅茶は一年を通して茶葉をたっぷり、ミルクもたっぷりの濃いものが好きです。
イギリス人が「スプーンが立つくらいと」表現しますが、わたしもそんなミルクティが好物です。
濃いめのミルクティーと良く合って、美味しくいただきました。
ワインでしたらあまり重くない赤ワインか、クグロフがアルザス地方のお菓子(アルザスではパンなのだそうな)でもあるのでゲヴュルツ・トラミネールやシルヴァーネルとも相性がよさそうです。
このミニクグロフ。
こんな可愛いボックスに入っていました。
持ち手がピクニックのランチボックスのようで、明ける時のワクワク感も・・・
フレーバーは3種類あって食べ比べも楽しかったです。
久しぶりにクグロフを食べたら何か焼き菓子を作りたくなりました。冬の焼き菓子用のドライフルーツも洋酒に漬け込むのを忘れないようにしないといけません。
忙しさを理由に時間のかかるパンやお菓子作りから遠ざかっていましたが、次の休みにでも何か作ろうかな、という気持ちになりました。
ごごちそうさまでした。
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