今日はラベンダーのケモタイプ精油のお話です。
人気のある精油というと、ラベンダーを思い浮かべる方は少なくないと思います。
街のアロマショップでも、ラベンダーを置いていないお店はないくらい、とてもポピュラーな精油です。
リラックス効果、癒し、などのイメージがあるラベンダーですが、実は様々な種類があり、香りが違うだけでなく、含まれる成分も精油の作用も異なります。
これを実際に体感していただくために、初めて講座に来てくださった方にはまず
4種類のラベンダー精油の香りを比べていただきます。
ラベンダー・スーパーは親しみやすい香りでラバンジンとも呼ばれています。
鎮痛・鎮静作用に優れるのはラベンダー・アングスティフォリア。
ラベンダー・スピカは火傷に素晴らしい効果を見せます。
脂肪溶解作用があるラベンダー・ストエカスはちょっと個性的な印象です。
これを単にラベンダーでひとくくりにしてしまうと、どのラベンダーが目的に沿ったものなのかがわかりません。
精油に含まれる芳香成分(精油の薬理作用を決定する成分)を化学的に分析・分類された精油をケモタイプ精油といいますが、ケモタイプ精油はラベンダー・〇〇のように2命名法により分類され、学名からもそれがわかります。
ラベンダーは上記4つ以外にもラベンダー・レイドバンなどもありますが、アロマテラピーでなじみのあるローズマリーやユーカリ、タイムなども同様に様々なケモタイプに分かれます。
このように精油を理解して使ってこそ「テラピー(=療法)」として効果を発揮しますので、今度アロマショップでラベンダー精油を見かけたら、ボトルの表示にちょっと目を留めてみてくださいね。
今月26日のハロウィンイベントのアロマ講座では、4種類のラベンダー精油について、作用の違いや名前の語源、それぞれの使い方や楽しみ方についてより深くお伝えする予定です。
ご参加の皆さまは、お楽しみになさってくださいね。
イベントは残席1名様です。
ご興味のある方はぜひ! お申し込みはこちらへ
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