12月に仕込んだ石けんが出来上がりました。
石けんが出来上がるまでには、レシピの組み立て、仕込み、型入れ、保温、型出し、カット、乾燥etc.
何段階もの工程があり、たとえ同じレシピでも温度湿度などの環境によって出来上がりが違ってきますし、マーブルやレイヤーはカットしてその顔を見るまでいつもドキドキです。
そんな段階を経て出来上がった石けんにはとても思い入れがあり、また眺めているとあれこれ思い返しては次はこうしようなどと考えて、また意欲が湧いてきます。
今回仕込んだ石けんのうち、頂きものを仕込みの材料にして作ったものもあります。
最前列のLAVENDERは、石けんセミナーに参加してくださった方からいただいた乾燥ラベンダーを、指先で揉みつぶして全体に混ぜ込んだものです。
つぶしているときの香りが幸せな気分にしてくれるのですが、出来上がると残念ながら香りは残らないので、ラベンダーをベースに精油をブレンドして着香しました。
LAVENDERの後ろに少し隠れているVERVEINEは、ヴェルヴェーヌのハーブティで仕込みました。
ヴェルヴェーヌは一番好きなハーブティですが、友人がパリのマルシェで選んでくれたもので、今まで飲んだどのヴェルヴェーヌよりも美味しくてとても感動したので、もったいないかなと思いつつ、思い切ってこれで石けんを仕込みました。
緑のマーブルはヴェルヴェーヌの葉をイメージしてみました。
ハーブの他に、コーヒーや紅茶、スパイス、蜂蜜など、石けんに使えるものはたくさんあるので、頂き物や旅先の思い出を石けんにしのばせてみるのも楽しいものです。
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