石けんセミナーに参加してくださった方たちが、その中のおひとりのお家に集合して皆さんで石けん作りをしたそうです。
この集まりも回を重ねているとのことで、オプションや型にも工夫をこらして楽しんでいるようです。
石けん作りが日常の一部になっていることがとても嬉しく、お話を聞いていました。
日常の一部と言うと、私にとっては石けん作りの他にパン作りがあります。
昔からパン作りも大好きなのですが、石けん作りはパン作りにすごく似ているなあと思います。作りたいパンのタイプに合わせて粉を選ぶ。ここで大事なのが、まずはパン生地そのものが美味しいこと。その上で、何か加える場合は、パン生地を邪魔しない+粉の味を引き立てる相性の良い具材(木の実やドライフルーツetc.)を選ぶ。
これってどんな石けんを作りたいかを考えてオイルを選び、配合を考えて使い心地の良い石けんを作るのと同じですよね。
その上でオプションを考える。効能、色、香り……
キャスティールは石けんのバゲットと言えるのではないでしょうか?
最低限の材料だけでつくって素材の良さを存分に味わう^^
パンは季節によって発酵具合がちがうのも、石けんの温度や湿度管理と似ています。
また、動物パンやキャラクターパンのように石けんも形に凝ってみるのも楽しいですね。石けん生地をカップに流し入れてフェイスブラシやスポンジで泡立てて使うのも一案です。
つまり良い石けんを作るという基本を崩さなければ、あとは作る方のセンス次第です。
高温多湿の夏がようやく終わり、石けんの保管も楽な季節になりました。
ぜひ石けん作りを存分に楽しんでいただきたいです。
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